議会報告

令和6年第3回定例会

令和6年9月4日から17日間の日程で今年3回目の定例会が開催されました。

当局から提出された案件は、議案提案案件10件、認定案件7件、請願案件1件あり、すべて可決されました。

認定案件は令和5年度の一般会計歳入歳出決算、国民健康保険特別会計歳入歳出決算ほか5特別会計の決算の承認を求める案件が提出され、慎重審議の上可決されました。この中で一つ当局に対して収納課より不能欠損の町民税1,200,007円、固定資産税10,650,979円について倒産等による時効によるものと説明を受けましたが、金額が大きいものだったため早期の議会への報告、処理を行うよう意見を述べました。

一般質問は私を含めて5名の質問がありました。

私の質問は、本町の文化・スポーツ人口減少に対する取り組みと具体的施策について町当局に質問しました。

昭和町文化協会・昭和町スポーツ協会会員数が年々減少傾向にあることから町民憲章で謳っている「文化を育て、豊かな町をつくります」「心と体をきたえ、明るい町をつくります」となっているが、協会会員の高齢化、若者の多様化を考えた上で豊かな町・明るく活気ある町をつくる為の具体的取り組みを聞くことにしました。また解体の決まっている中央公民館の現在利用している協会の新しい活動場所について具体的に聞くことにしました。

また、再質問では杉浦醫院の催しもの取り組み、昭和町文化祭の取組についても活気ある活動にすべく取り組み内容を考えて頂きたい旨の意見を述べました。

教育長の答弁では、本町では、子供から高齢者まで町民一人一人が健康で文化的生活を送るよう町民憲章の具現化に努めている。教育委員会としてこれからも町民の文化向上やスポーツの振興を通して体力増進や健康づくりに向け、施設、設備等のハード面ともに協会、部会の運営等のソフト面についても支援していく。中央公民館の解体後の活動場所については情報施設課が中心となり、総合会館、旧商工会館等の貸し出しを行い、継続して活動ができるよう努め、概ね目処がついているとの回答を得ました。

また、再質問の回答については、生涯学習課長より、文化祭の展示作品への賞の設定については文化協会に働きかけていくとの回答を得ました。

委員会質問では、宅配ボックスの助成金について伺いました。 環境経済課長より令和6年7月10日以降の購入で補助金二分の一(上限1万円)が受けられるのでホームページ等を確認し、活用をして頂きたいとのことでした。  また、杉浦醫院の修繕工事の方向性につて伺いました。生涯学習課長より、杉浦醫院母屋を文化財と残す改修するのか文化財からの登録は外れてしまうが、文化交流の場として活用するような視野に入れた建替えするのかメリット・デメリットを示したうえで文化財審議会等で今後の方向性について決定していく。文化財のため多少時間がかかってしまうとの回答を得ました。私からさらに方向性を決定するのに時間を要してしまうと老朽化が進行するので文化財審議会を早急に開催して方向性を決定して頂きたいと要望を行いました。

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