議会報告

令和7年第一回定例会開催

本年最初の定例会が3月4日から19日の16日間で開催されました。

今回の定例会には承認案件は、押原中学校グラウンド夜間照明LED化工事請負変更を契約締結の専決処分の承認を求める件のほか2件、議案の主なものは、昭和町中央公民館解体工事請負契約締結の件、令和6年度一般会計補正予算について、令和7年度昭和町一般会計予算についてほか合計26件、委提案1件がありました。

今回の定例会において一般質問が6名の議員からありました。私も塩沢町長に「子育て支援センターについて」質問を行いました。前町長が子育て支援センター構想の下で山梨中央銀行昭和支店の土地・建物を購入したが、アスベスト検出で時間を要してしまったため近隣市町村でプレイルームを備えた施設を運用するセンター運用を行うようになった関係から山梨中央銀行昭和支店の土地・建物は、昭和町の商工業の充実・発展のため商工振興センターとなった。ほかの議員から何度となく「子育て支援センター」建設について一般質問を行っており、塩沢町長からは、公共施設再編成の中で速やかに進めていくとの答弁を行ってきた。しかしながら公約と掲げている「子育て支援センター」の設置については任期を2年とする現在何も決まっていない。「子育て支援センター」建設が財政的厳しい状況において箱物ありきの子育て支援センター運営でなく、公共施設、地域の公民館を利用して大型エアー玩具等を設置するプレイルームを設置する等できることから行うよう施策を考えたらどうかと質問を行いました。

塩沢町長の答弁は、子育て支援センターの計画は、平成30年旧山梨中央銀行昭和支店の土地・建物を購入し、準備を進めてきたが、施設からアスベストが検出され、撤去まで時間を要してしまい、近隣の自治体においてプレイルームを兼ね備えた子育て支援センターが整備された。本町においてもその必要性を鑑み、購入した土地・建物を町商工業のさらなる充実・発展のために商工振興センターとして昨年4月に運用を開始した。一方当初予定していた子育て支援センター事業の一部である乳幼児親子の交流や育児に関する相談、情報交換はできる居場所の提供は町内3か所のこども園が補助金を活用し、役割を担う事業を運用している。また、相談業務の充実を図る為令和6年4月に子ども家庭センターを開設した。当初の子育て支援センターの整備については公共施設再編成の中で検討を行っており、令和7年度中に優先順位を決定し、方向性を示していくとの答弁がなされた。

令和6年度一般会計補正予算において昭和町各区公会堂建設助成金増額の提出があった。私は令和5年12月定例会において、制定から15年間一度も改訂されていない要綱について建築費の高騰や区民数・世帯数に応じた延床面積等の助成基準の見直しを行うよう一般質問を行った。町長の答弁では現行要綱の目的に沿った助成基準を策定する方向で検討する旨の答弁がなされた。しかしながら今回の補正予算では要綱の改定は助成金額の20%引上げのみであり、私は提案した助成基準の改定に至っていない。特定の区に対する助成金増額により公会堂を建設を促す内容となっており、全町的な公平性を欠くものであるとしてこの令和6年度一般会計補正予算については反対の票を投じた。結果は賛成12名反対1名で議案は可決となった。

令和7年度一般会計は歳入歳出それぞれ99億1,607万4千円

主な事業として小中学校の給食費の無償化が1学期まで継続する費用。保育所副食費補助事業。昭和町高齢者移動手段確保事業実証運行実験(75歳以上の高齢者を対象として6月申請、7月から9月の3カ月間、昭和町内利用を限定してタクシー利用一回600円を負担、月4回、3カ月合計12回の負担し、その利用状況を検討し、今後の事業の検討材料とする)

令和6年第2回定例会にて町道364号線西条交差点付近(いわゆるアオキの所)の渋滞緩和対策について一般質問を行いました関係について令和6年度に補正予算で調査費を計上した拡張工事について産業厚生委員会にて質問を行いました。令和6年度調査の結果、土地の所有者からは拡幅の同意を得られたとのこと、7年度予算にて実施設計を行い、10年度完成予定との報告がありました。一日も早い拡幅工事が完成する要望しておきました。

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